2 雪の日の思い出
2005年 01月 22日
カリフォルニアにも雪の降る所はあるが、私の住んでいる所は、まず絶対にと言ってもいい、雪の降らない所である。
地球温暖化のせいだろうか、子供の頃の方が雪はたくさん降った気がする。まだ小学校に上がる前、雪が積もって、東京では珍しい位の深さになった。嬉しくて外で遊んでいて転んでしまった。小さい私は起き上がれず、雪の中で窒息するのではないかと思った。でも、傍にいた父が慌てて助け起こしてくれた。見上げた父は太陽を背にしていたので、逆光で顔が見えなかったけど、にこにこしていた気がした。
「お父さんて頼りになるんだなぁ。命を助けてくれたんだぁ。」とすごく感動した。「この人が付いていれば何が起きても大丈夫。」とも思った。雪が積もるといつも、あの逆光が後光のように見えた、若かった父の事を思い出してしまう。雪が降らないここは淋しい。
地球温暖化のせいだろうか、子供の頃の方が雪はたくさん降った気がする。まだ小学校に上がる前、雪が積もって、東京では珍しい位の深さになった。嬉しくて外で遊んでいて転んでしまった。小さい私は起き上がれず、雪の中で窒息するのではないかと思った。でも、傍にいた父が慌てて助け起こしてくれた。見上げた父は太陽を背にしていたので、逆光で顔が見えなかったけど、にこにこしていた気がした。
「お父さんて頼りになるんだなぁ。命を助けてくれたんだぁ。」とすごく感動した。「この人が付いていれば何が起きても大丈夫。」とも思った。雪が積もるといつも、あの逆光が後光のように見えた、若かった父の事を思い出してしまう。雪が降らないここは淋しい。
by bp2004
| 2005-01-22 06:14
| 待夢(time)すりっぷ