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about・ぶんの前身ブログです。こちらが本店、あちらが支店のつもりです。(笑)


by bp2004

2 communication

community collegeで英語だったか心理学のクラスを取った時に、副教材に載っていた記述だったと思う。今ではかなりうろ覚えで、余り正確に伝えられそうもないのだが、とにかく書いてみようと思う。

2 communication_c0008486_12594542.jpg

それは人とコミュニケーションを取ろうとする時に、Youという主語を使うなというものだった。I という主語を使えと。例えば、You hurt me.というのではなく、I feel sad.と言うようにとの事だった。そこからコミュニケーションは始まるのだと。






どう違うかというと、Youで始まる文というのは、相手にとっては自分が責められているように聞こえる。そこで相手は防衛的になってしまう。構えてしまうと言うのだ。でも、I feel sad. I feel lonely. I feel lost. I feel helpless. I feel hopeles. 等々と自分がどう感じるかを言えば、相手は悪かったな、そんな思いをさせてと歩み寄ると言うのだ。

確かに、「あなたは、いつもあーだこーだ。あーする。こーする。あーしてくれない。こーしてくれない。」と文句を言っても、効果は先ず無い。「困ったなぁ、どうしよう。」なんてしょんぼりしていると、手を差し伸べてくれたりする事があったりする。後者でも、全く無視される可能性はあるけど、前者のやりかたでは全く何の進展もないどころか、大喧嘩にまで発展してしまいかねない。

ちょっと単純化しすぎた形で申し訳ないけど、腹を立てた時に、相手を責めたり、詰め寄っても確かに、うまく行かない。相手を硬化させるだけだ。こういうのが教材に先ず出てくる所が、アメリカの学問らしいと思ったし、授業がわくわくと楽しかった理由かなと思う。
by bp2004 | 2005-02-04 13:01 | 日米雑記