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by bp2004

Super Bowl

スーパー・ボウルというのは、アメリカン・フットボールの最終的決勝という以上に、国家的行事なのかというご質問を頂きましたので、今日はスーパー・ボウルについて、書きたいと思います。

国家的行事というよりは国民的行事という感じでしょうか。(その差を聞かれると困るのですが)あくまで民間の営利組織である二つのチームがそれぞれのリーグを優勝して、アメリカ一を決める試合ですが、何故か勝った方は世界一という事になります。まあ、事実上、そうではあるのでしょうが、アメリカの中で勝っただけで、世界一と本人達も回りも呼ぶのには、何となく抵抗を感じてしまう私です。

仕組的には、だから日本の野球のセ、パ、リーグの激突する日本シリーズと同じです。ただ、たった一試合で、決着が付けられます。日本シリーズも日本を沸かせる行事ではあると思いますが、そのチームのファン以外はそんなに関係ない行事かもしれません。その後のバーゲンを待つおばさん達は別として。



アメリカの場合は、普段あまりアメフトを見ない女性達もこの日は見ます。スーパーボウルパーティと言って、自分の家にたくさんの友人、親戚を呼んで、持ちよりパーティの形で、テレビにかじりついて、皆で大騒ぎしながら賑やかに見ます。

私が毎年行くお宅は、テレビを見る席をいくつかのランクに分けて、まん前の席は50ドルとかその後ろは25ドルとか払います。特等席だけであとは無料ですが。そのお金は寄付されます。今年は津波への寄付だそうです。

和やかに楽しく集まるパーティのきっかけにもなっている訳です。それを肴に集まる感じでしょうか。たくさんの人がそのチームのファンかどうかに関係なく、テレビを見るので、この日のテレビのコマーシャル料金は大変な金額だそうです。また、この日たった一回の為のCMに企業の方も思いきり、力を入れます。

ゲームが終った後は、このCMの中のどのCMが一番良かったかというのもニュースなどで取り上げられます。こういう大々的行事なので、このハーフタイムの中休みに出てくるのも、超一流のエンターテーナーが選ばれます。全てに目一杯、お金が掛けられるのです。勝ったチームには、大統領から祝福の電話も入ります。この試合は、戦地の兵士達にも衛星中継で見られるようになっています。それを見る彼等の姿もテレビで流され、全国民が見られます。

国民的行事という観点から言うと、一昔前の紅白歌合戦みたいなものでしょうか。最近の紅白は大分違いますけど、私達が子供の頃はテレビがある家は皆家族で集まって見ましたよね。南極からの中継もあったりして。歌とスポーツの違いはありますが、その熱狂ぶりは近いものがある感じです。赤と白、どちらが勝つかわくわくした感じも似ています。少し感じは伝わりましたでしょうか。アメフトはルールが分からないからと、こちらの日本人、特に女性はあまり見ないようですが、私も夢中になって見る割に分かっている事は下記位です。

(1)4回の攻撃の間に10ヤード以上進まないと、攻撃権が移ってしまいます。したがって、自分達の陣地(つまり相手のゴールに近い所)だと、そのまま得点される恐れがあるので、4回目の攻撃はあきらめて、キッカーが出来るだけ、相手の陣地奥に蹴り戻します。

ただ、相手のゴールから40ヤード位の所だと、そこから蹴ってゴールに立っている2本の棒の間を通す事が出来れば、3点入るので、それをトライします。40ヤード以内だと結構、確率高く入れられますが、大事な所ではやはり緊張するのでしょう。失敗したりもします。タッチダウンの点は6点、その後に蹴って2本の棒の間を通していれる点は1点です。

それで私が見に行ったゲーム、30ヤード以内位で、99%成功させられるのを3度位失敗して負けました。どの一つでも入れていれば、そのまま勝っていた試合なのに。今でも口惜しいです。バカモーン!と叫んでしまいました。

(2)クオーター・バック以外はボールを前に投げられません。相手の攻撃でも、途中でそのボールを奪ってしまえば、そこから相手のゴールを目指す事が出来るし、攻撃権も移ります。

(3)クオーター・バックが投げた球をそのチームの選手が取ろうとしている時、取る前にタックルしてはいけません。取った直後に引き倒すか、投げられた球を途中で奪ってしまうかです。

(4)両方がラインに並んで向き合った時、前のプレーヤーが後ろで待つクオーター・バックにボールを投げるまで、どちらの選手も前に出てはいけません。

とりあえずはこんなものでしょうか。1、2が分かっていれば、結構楽しめます。3、4は最近まで私も分かっていませんでした。日本でも放送されるスーパーボウル、よろしかったら見てみて下さい。はまってみると、なかなか面白いスポーツです。血の気の多い人は気に入ると思います。
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by bp2004 | 2005-02-05 07:25 | 日米雑記